あなたに直接お客さんからイラスト制作の依頼が来れば何も悩むことはないのですが、イラスト仕事の経験がないとなかなか仕事の依頼がこないのが現実です。
仕事の依頼が来ない原因としては、2つの可能性があって、一つは「集客」ができていない。もうひとつは集客はできているけど「イラストのスキルが足りない」です。「集客」の方法については他の記事で説明しているので、今回は「イラストのスキルが足りない」場合について話していきます。
イラストで稼ぐためには、基本的にお客さんからの依頼や需要に合わせて描くことです。「イラストのスキルが足りない」ということはお客さんが欲しがるイラストが描けない、スキルがないイラストレーターと思われてしまい仕事の依頼が来ないわけです。逆に言えば、こういうイラストが欲しいとお客さんから要望を満たすスキルがあり、要望通りに描ければ報酬がもらえます。
つまり、イラストレーターとして、どの程度のスキルがあればお金を稼げるかがわかっていれば、自分に足りないスキルを磨くなどの対策をすることで稼げるようになるわけです。
クラウドソーシングで売れているお客さんがお金を出しても買いたいイラストを調べる方法
イラストを欲しがっているお客さんがどんなイラストにお金を払っているのを簡単に見つかるサイトがあります。それは「クラウドソーシング」と「ストックフォト」です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、在宅やSOHO、フリーランサーなどイラスト仕事未経験者でも実力があれば稼げるサービスで、イラストを描いて欲しい人と、イラストの仕事をしたい人をマッチングするサービスです。
クラウドソーシングのサービスとしては、「ランサーズ」と「クラウドワークス」が有名です。
どちらで調べても良いのですが、「仕事を探す」からイラストの過去の募集終了の「コンペ」の仕事を探してください。「コンペ」の仕事のベージを見るとどんな作品が応募されて、どの作品が依頼人に選ばれたかがわかるようになってます。
仕事の内容によってイラストの質やレベルは違うと思いますが、あなたが仕事にしたいジャンルの仕事に近いものを選んで調べてみてください。どの程度のスキルのイラストが選ばれているかがわかると思います。今のあなたのスキルでも描けるレベルであれば、スキルが足りないという心配はなくなりますね。
ストックフォト
ストックフォトは、写真やイラストの販売・購入ができ、個人でも写真やイラストを登録して販売できることができるので、誰でも稼ぐチャンスがあるサービスです。
ストックフォトで売れている販売ランキングを見れば、どんなイラストが売れているのかを知ることができます。ストックフォトのサービスはいくつもありますが、販売ランキングをこまめに更新しているのは「PIXTA」です。
PIXTAのイラスト販売ランキングを見るには、ホームページの一番下にある「販売者向け情報サイト PIXTA Channel」から、カテゴリ「ランキング」をクリックすると見ることができます。
売れているコンテンツだけでなく、検索されているキーワードも見ることができるので、ストックフォトでイラストを販売する時には参考になります。
これらのサイトを見ることで、どんなイラストが売れているのかがわかります。売れているイラストを描くスキルがあなたが身につけているなら、「集客」や「応募」をしていくことで仕事を獲得できるはずです。もし、スキルが足りないと感じたなら、スキルをこれから高めていきましょう。